わたしは彼を身近に引きとめておいて、わたしが福音のために捕われている間、あなたに代って仕えてもらいたかったのである。
わたしが、あなたがた一同のために、そう考えるのは当然である。それは、わたしが獄に捕われている時にも、福音を弁明し立証する時にも、あなたがたをみな、共に恵みにあずかる者として、わたしの心に深く留めているからである。
こういうわけで、あなたがた異邦人のためにキリスト・イエスの囚人となっているこのパウロ――
わたしは、ステパナとポルトナトとアカイコとがきてくれたのを喜んでいる。彼らはあなたがたの足りない所を満たし、
キリスト・イエスの囚人パウロと兄弟テモテから、わたしたちの愛する同労者ピレモン、
彼は、わたしに対してあなたがたが奉仕のできなかった分を補おうとして、キリストのわざのために命をかけ、死ぬばかりになったのである。
さて、主にある囚人であるわたしは、あなたがたに勧める。あなたがたが召されたその召しにふさわしく歩き、
捕われの身で産んだわたしの子供オネシモについて、あなたにお願いする。
彼をあなたのもとに送りかえす。彼はわたしの心である。